1 基地問題について
2 汀間漁港の管理運営について
3 地産地消の再生可能エネルギーについて
4 移住定住促進事業について
5 二見トンネルの維持管理について
6 県道18号線の維持管理について
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◆東恩納琢磨議員 ハイサイ、グスーヨ チューウガナビラ。ただいま議長のお許しを得ましたので、東恩納琢磨、一般質問を行います。
私は一般質問のたびに基地問題を取り上げてきました。それに関して、きっかけになったのは1997年の名護市民投票のときに普天間の方々が名護市に来て、一緒に反対しようということを言ってくれました。私はそのとき普天間基地はまちのど真ん中にある基地で、毎日騒音に悩まされていて世界一危険だと言われており、そこで暮らす人たちは大変だろうなと。そこで暮らす人たちが騒音から解放されるのだったら、それは一つの選択肢としてあるのかなと思っていました。普天間の住民が名護に来たときに、一緒に基地問題を解決しよう。反対しようと。私たちはこの騒音をあなた方に押しつける気はありません、ですから一緒に反対してください。一緒に取り組んでいきましょう。そして、基地をなくしましょうと、普天間飛行場をなくしましょうと。それが当然の権利なのです。私たちはなぜ騒音に悩まされる暮らしを続けていかなければいけないのだと。普天間で悩んでいる方々が名護に来て、そういう話をしてくれたときに、私は本当に心強く思いました。
私は名護市の東海岸の人口が少ない所で生活しています。多少のことはしょうがないのかなという諦めもあります。特に過疎化が進む所というのは、そういう傾向があるのかなと思っています。でも、それを私たちに諦める必要はないというようなことを伝えてくれたことに対して本当に感謝して、それがあるからこそ今の私があるというふうにも思っています。そのときに知り合った住民が孫の運動会に参加したそうです。
そして、ショッキングな映像と音声が送られてきました。実は今日ここで議員の皆さんにその映像と音声をお届けしたいと思って、議会事務局に話をすると、議会は言論の府だというようなことで自分の言葉で話をするというようなこと。
前例がないから、その音声を流すことができないということであります。しかし、当事者、現場の声をそのまま伝えることが臨場感もあって伝わると思いますし、そういう音声を流すことができないというのはこれからの時代にそぐわないと思いますし、議会運営委員会で取り上げて、たった1分足らずの短い音声、映像です。それが難しいというのは、現状に合っていないのかなというふうに思いますので、現場の声を、人の声が聞けるということも必要ではないかなと。私が代弁するよりは本人の声をそのまま伝えたほうが伝わるのではないのかなというふうに思います。
誰が話したかというと、普天間小学校の校長先生です。しかも運動会の開催の挨拶の前に話していました。
どういうことかといいますと、
「前回の運動会では不安を感じさせた方も多かったのではないか。同じようなことが起こっては安心して運動会をすることができないと思い、今回は様々な機関に飛行機が飛ばないように要請しました。そして、今日昼過ぎまでは外来機の飛行はないという返事はもらいました。ただ、何らかの事情で飛行が確認される場合は運動会を一時中断する場合もあります。念のため、心に留めておいてもらえますか。安心安全な運動会を目指してまいりますので、御協力をよろしくお願いします。」それでは、と運動会の挨拶に移ったのです。これってあり得るのですか。運動会の日に飛行機が飛ぶ、それをお願いだから飛ばないでくださいと要請しなければいけないと。どこの国にこんなことがあるのでしょうか。皆さんも御存じだと思いますけれども、普天間第二小学校はシェルターがあるのです。なぜか。あそこに窓枠が落ちたからです。当然飛んでいる飛行機のほうが悪いのに、子供たちにシェルターに逃げなさいですよ。これって本当に日本という国は主権国家ですか。米軍機が飛んでいるのを、運動場の、学校の上を飛んでいるのを止められない。そういう現実なのです。そういう現実がここに、普天間飛行場を移設してくれば、私たちの身の回りでも起こるということであります。そのことも含めて、本当に辺野古の大浦湾に飛行場を移すことが正しい選択なのか、もう一度考えていただきたい。しかも、あれからもう何十年たっていますか。1997年からいまだ普天間飛行場では飛び続けている。閉鎖もされない。では、名護市に移ったら閉鎖されるのか。それも確約はされていない。しかも、辺野古に移るのに何十年もかかると言われている。そんなことを子供たちに、また次の子供たちも同じ思いをさせていいのかと考えると、本当に腹立たしくもなりますし、これは沖縄県民の意見が割れている。賛成、反対と言っている場合ではない。一致してこのことについては要求していくべきですし、それをしないから政府に通じないのではないのかなと思っています。ぜひそういうことも含めて、私はこれからも一般質問で基地問題を取り上げていきたいと思っています。ぜひ市当局の皆さん、誠意ある御回答を、自分のこととして回答していただきたいと思います。
質問事項1 基地問題について。要旨(1)サンドコンパクション船6隻が台風を理由に避難してから5か月以上が経過し、工事に遅れが生じています。今後も夏の間は台風避難を理由に工事ができなくなると予想されますが、実施工程について伺います(実施工程表などの設計上、大浦湾でのサンドコンパクション船の1年間の稼働率が分かる資料の提供を求めます)。これはどうしてそういうことを言っているのかというと、当初からサンドコンパクション船というのは、夏の間は調査、工事ができないという想定で、あのサンドコンパクション6隻を持ってきたのか。それとも、それを想定しないで1年間工事ができるということで持ってきたのか、それによって工期が変わってくると思います。どのようにそのサンドコンパクション船の稼働率を考えて、その工期を設定しているのか伺いたい。そのことによってあと何年かかるかが見えてくるわけですから、ぜひ市としてもこのことは関心を持って問い合わせていただきたいと思います。
要旨(2)大浦湾での軟弱地盤改良工事に伴い、施工管理の一環として土質調査が行われて工事が進められていますが、その土質調査の報告書について伺います(資料の提供を求めます)。また、沖縄防衛局に事業者からの報告書の提出義務はあるのか伺います。
要旨(3)土質調査に係る報告書の提出期限はあるのか伺います。
要旨(4)最近、市街地上空を頻繁に米軍ヘリが飛行しているのが見られます。時には編隊で飛行していますが、市街地上空も訓練飛行のルートに指定されているのか伺います。
要旨(5)普天間の小学校では、運動会の日でも米軍機が学校上空を飛んでいるそうですが、市長は学校上空や市街地上空を米軍機が飛ぶことを容認するのか伺います。
事項2 汀間漁港の管理運営について。要旨(1)汀間漁港維持運営計画図における汀間漁港の外側の防波堤⑤-1の係留について、現在どのような規制があるのか伺います。
要旨(2)汀間漁港の外側の防波堤⑤-1に現在も長期係留している船がありますが、どのような対応を行っているのか伺います。要旨(3)緊急時に避難する場合の汀間漁港の使用についてはどのような対応を行っているのか伺います。
要旨(4)汀間漁港の外側の防波堤⑤-1は係留禁止場所でしたが、現在は係留を認める措置がなされています。そのことについて、前回の議会の答弁では沖縄県との調整は行っていないとのことでしたが、その後に調整は行ったのか伺います。
事項3 地産地消の再生可能エネルギーについて。
要旨(1)名護市下水処理場における再生可能エネルギー発電事業について住民説明会が行われましたが、その後の報告と工程はどのようになっているかを伺います。
要旨(2)発電事業者の登記簿の住所には会社名が記された看板が設置されていないことを確認したため、看板の設置を要請したとの答弁がありましたが、その後改善されたのか伺います。
要旨(3)地産地消の再生可能エネルギーの活用として小水力発電が注目されています。水道管の圧力の高低差を利用し、水道管にタービンを設置して発電を行っている自治体があります。水の豊富な本市としても取り入れることが可能なのかどうか伺います。
要旨(4)瀬嵩区には県管理のため池がありますが、そのため池の落差を利用して小水力発電を行い、地域おこしにつなげる補助事業はあるか伺います。
事項4 移住定住促進事業について。
要旨(1)東村では過疎化対策のために移住者や定住者向けの住宅を建設し、移住・定住者を呼び込む補助事業を行っています。本市においても市街地は人口が微増していますが、周辺地域は人口が減少しており、格差は年々大きくなっています。その格差を解消するためにも移住定住促進事業は必要と感じますが、市長としての見解を伺います。
事項5 二見杉田トンネルの維持管理について。要旨(1)トンネル内の漏水についてその原因は調査中との答弁がありましたが、その後原因は分かりましたか。また、どのような対応を行うのか伺います。事項6 県道18号線の維持管理について。
要旨(1)県道18号線については、木の枝が道路まではみ出しており、その枝を避けようとして大型車両が中央線を越えて通行する箇所があり危険です。早急な対応を県道管理者へ要請するようお願いいたします。以上を一次質問とし、二次質問は自席より行います。市当局の皆さん、よろしくお願いします。
◎祖慶実季総務部参事 それでは、質問事項1要旨(1)につきましてお答えします。沖縄防衛局に確認いたしましたところ、「沖縄防衛局としては、変更承認申請書の添付図書である設計概要説明書及び環境保全図書に示した工程表を基に、工事を進めていくこととしております。その上で地盤改良工事は、気象・海象状況等を踏まえながら行っていくものであり、現時点で直ちに事業全体に遅れが生じているものとは考えておりません。なお、作業の実施に係る細部の資料については、事業の安全かつ円滑な実施の観点から、お示ししておりません」との回答がございました。次に、要旨(2)と要旨(3)は関連しますので一括でお答えいたします。沖縄防衛局に確認いたしましたところ、「大浦湾側においては、地盤改良や埋立てによる地盤の状況の変化を確認するため、施工管理の一環として土質調査を行うこととしており、令和6年8月から実施している土質調査は、それに向けて地盤の状況を把握するものです。その上で、この土質調査については、受注者において室内試験や取りまとめなどを行っているものと承知しており、現時点においては調査結果を受領しておりません。また、調査結果については、契約に基づき、当該調査を実施した工事の工期末までに受領することとしております」との回答がございました。次に、要旨(4)についてお答えします。沖縄防衛局に確認いたしましたところ、「米軍の航空機の飛行経路については、米軍の運用に関することであり、その詳細については明らかにされておらず、具体的な飛行経路については承知しておりません。ただし、米軍は全く自由に飛行訓練等を行ってよいわけではなく、我が国の公共の安全に妥当な配慮を払って活動すべきものであると考えております。沖縄防衛局としましては、累次の機会に米側に対し、米軍機の飛行に際しては、安全面に最大限の配慮を払うとともに、住宅地上空の飛行の回避など、地域住民に与える影響を最小限にとどめるよう、申入れを行っているところです。引き続き、米側に対し申し入れるなどの取組をしっかりと進めてまいります」との回答がございました。
◎渡具知武豊市長 私のほうからは、要旨(5)についてお答えいたします。航空機の飛行に当たりましては、市民に不安を与えることがないよう運用されるべきものであると考えております。本市では、63デシベル以上の航空機騒音について、毎月、沖縄防衛局に報告しております。それとは別に、航空機騒音等に対して市民からの苦情があった際には、その都度、沖縄防衛局に申入れを行っております。また、夜10時から朝7時までに夜間騒音が確認された際には、苦情の有無にかかわらず、沖縄防衛局に対して申入れをしております。これまでも関係閣僚等と面会する際には、常々、航空機による騒音や市街地上空飛行を含めて、米軍基地に起因する諸問題の解決、負担軽減を求めております。具体的には、昨年5月に開催された第1回普天間飛行場代替施設の建設に伴う影響に関する協議会において、また、直近では先月30日に行われました木原内閣官房長官との面談において、住宅地や市街地の上空を飛行しないことなどを求めております。今後ともあらゆる機会を通じて強く求めていきたいと考えております。
◆東恩納琢磨議員 まずは工程の件なのですけれども、直ちに工程の遅れはないということで前回もそういうようなお話をしていましたけれども、この遅れがないというのはサンドコンパクション船が当初から夏の間、半年は工事ができないという想定の基での工程で、元々承知していたことで遅れがないと言っているのか。それともサンドコンパクション船が大浦湾に入ってきて台風の影響で工事ができないと。あるいは当初は台風と言っていたのですけれども、今度は長くなったものですからメンテナンスとかと言っているのですけれども、そういうことを想定していたのか、していなかったのかということをお聞きしているのです。想定していればもちろん工期の遅れはないと思うのですけれども、想定外のことなのかということを聞いているので、それを明らかにしてください。
◎祖慶実季総務部参事 沖縄防衛局に確認したところでございますが、先ほども申しましたとおり、変更承認申請書の添付図書である設計概要説明書及び環境保全図書に示した工程表を基に工事を進めていくこととしておりますとの回答でございます。
◆東恩納琢磨議員 この変更承認申請書の添付書類に書いてあるとおりということなのですけれども、それを基に事業者は事業を受注したわけです。そして、受注してから軟弱地盤が思った以上にあるということで、事業者が実施工程のためにボーリング調査をしているわけですよ。どういうことかと言いますと、防衛省が言っている添付図書に書いてあるとおりということではないわけです。当初、それで発注したけれども、いま現在はそうではないから実施工程表を示してくれと言っているわけですよ。市当局の皆さん、ちゃんと私が言わんとしていることを理解して防衛局に聞いていただきたいのですけれども、防衛局から言われたから「はい、そうですね」ではなくて、「こういうことを聞いているのですから、これに誠実に答えてください」というふうに言っていただかないと、何回も定例会のたびにやり取りしなくてはいけないので、そこら辺はぜひ考えていただきたいのですけれども、それも含めて答弁をお願いします。
◎祖慶実季総務部参事 先ほど答弁いたしましたように、当初の設計ではなくて変更承認申請書に添付してあります概要説明書ですとか、環境保全図に基づいた工程表ということでございます。
◆東恩納琢磨議員 僕のほうが理解できていないのですかね。変更承認申請書があって、それで工事業者は受注するのですよね、どうなのですか。建設部の皆さん、まず変更した場合、その変更承認申請書が出されて、それを基に工事を受注するということになると思うのですけれども、この変更承認申請書というのは、工事の受注者が出すことになっているのか伺います。理解を深めるために答えてほしい。答えられますか。一般論でいいですから答えてください。
◎岸本啓史建設部長 通常の我々名護市が発注している工事についてです。まず、当初設計を組み、また現場の状況によって、軟弱地盤等が発生した場合には、その軟弱地盤について双方で協議した際に設計の変更等が生じることがございます。その変更が生じた場合は、請負業者と名護市とで変更協議書を交わし、またこの交わした中で双方に問題がなければ変更契約を交わすと。その後、工事の着手ということになります。
◆東恩納琢磨議員 今の答弁のとおり、変更する場合はそういった協議がされるわけですね。その協議の基となるのは、土質調査をして、その土質調査のデータが出てきたからになるわけですよ。そうでないと協議の対象にならないわけですよね。変更する理由がないわけですから。ということは、その土質調査のデータが出て、防衛局も先ほど受領していないとか言っていますけれども、それがあって協議したというふうになるのでボーリング調査のデータを出してくださいと言っているのです。そのことについて答弁をお願いします。
◎祖慶実季総務部参事 まずは土質調査の件だというふうに理解して答弁をさせていただきます。一次質問でも答弁したところですけれども、8月から実施している土質調査は地盤の状況を把握するために実施しているものということでございます。それと工期についてですが、工事箇所が2か所あって、どちらも土質調査を行っていると。その2か所についてのそれぞれの工事の契約の工期末ですが、令和9年3月15日と令和10年3月15日となっておりまして、未到来ということで、まだ受領していないということでございました。
◆東恩納琢磨議員 令和9年と令和10年、サンドコンパクション船による改良工事が終わるということですか。もう一度確認します。
◎祖慶実季総務部参事 土質調査を含む工事契約の末が先ほど述べた契約末期ということでございます。
◆東恩納琢磨議員 土質計画、要するに土質調査のお話を今されているのですか。土質調査の工期のことですね。埋立ての話ではないと。埋立ての工期に遅れはないということなのですか。
◎祖慶実季総務部参事 議員がおっしゃるのは埋立工事と土質調査を分けて考えられているように聞こえるのですが、一次質問で答弁しましたが、地盤改良や埋立てによる地盤の状況の変化を確認するために、施工管理の一環として土質調査を行っているということでございます。
◆東恩納琢磨議員 ちょっと話が……。土質調査の一環としてやっているというのはそれは当然ですよ。その土質調査の一環で変更申請をされたのでしょう。違うのですか。土質調査の一環で変更が生じたので変更申請、設計変更したわけでしょう。関係ない話ではないですよ、これは。一つの話なので、それで聞いているのです。その行われた変更申請の工期がいつなのか。土質調査の調査が令和9年、令和10年に終わるということではなくて、埋立てそのものが令和9年、令和10年に終わるということなのですか。そこをはっきりさせてくださいよ。
◎祖慶実季総務部参事 先ほども申し上げましたが、現在行われている工事箇所は2か所ございます。この2か所の工事箇所で地盤改良や埋立てが実施されております。その箇所の地盤の状況の変化を確認するために土質調査を行っているというふうに伺っております。
◎祖慶実季総務部参事 現在、契約している土質調査等が終わるのが、先ほど申しました令和9年、令和10年でございまして、全体工事が終わるかどうかについては承知しておりません。
◆東恩納琢磨議員 その土質調査、現場の変化があるかないかということの調査が行われているということなのですけれども、本来であれば調査した後に工事が再開されるわけですよ。工事と並行して土質調査を行うということは普通はあり得ない話ですけれども、現場が違うからということなのかもしれないですけれども、並行するということなのですけれども、ただ調査が終わってここが軟弱地盤で改良できなくなったというふうになると、これまでの工事が全て水の泡なのですよ。ですから、発注者側はそういうことはしませんよね。ちゃんと土質調査のデータが出て、それでどうしようかという判断をするわけですけれども、今回はそういうことではなくて、同時並行で土質調査とボーリング調査しながら軟弱地盤の改良工事が行われているということでいいのですか。
◎祖慶実季総務部参事 沖縄防衛局によりますと、普天間飛行場代替施設建設事業における軟弱地盤改良等の設計は国土交通省が監修した基準に基づいて行われており、海面下70メートルより深い所は地盤改良を行わなくても構造物等の安定性を十分確保できることが確認されているものであるということでございます。
◆東恩納琢磨議員 私が何度もこの話をしているのは、今70メートルまではできるということを、シミュレーションでできるというふうに報告書にはなっているのです。それで実際に受注した業者はそこをボーリング調査しているのですよ。シミュレーションではなくて、実際のボーリング調査、それがいま行われているのです。そういうことは理解されていますか。
◎祖慶実季総務部参事 これも沖縄防衛局に確認しているところでございますが、大浦湾側の地盤は一般的で施工実績が豊富な地盤改良工法により、護岸の安定性を十分に確保することができる強度であり、問題なく埋立てを完成させ、飛行場を建設できるものですとの回答がありました。
◆東恩納琢磨議員 問題なく埋立てが完了できるのであれば、業者が出しているボーリング調査のデータを早く出してくださいということで要求してください。問題がないというのだったらちゃんと裏付けするデータを出してくださいということで、次回要求してください。お願いします。これだけをやっていると時間がなくなってしまいますので……。これまで市長は事あるごとに要請してきたということなのですけれども、私が聞いていることは普天間小学校と同じようなことがここで起こった場合、市長として容認するか、しないかを聞いているのです。明確にお答えください。
◎渡具知武豊市長 先ほども答弁したとおりでございますが、航空機の飛行に当たりましては市民に不安を与えることのないように運用されるべきであるというふうに考えております。
◆東恩納琢磨議員 それでは、お伺いします。市長、市民に不安を与えないようにということについて、それでは普天間小学校で行われていることは市民に不安を与えていないということになるのですか。校長先生は同じようなことが起こっては安心して運動会をすることができないと、今回は様々な機関に飛ばないように要請してきたと言っているのですよ。しかし、その1時間後にオスプレイが飛んだそうです。ですから、要請しても飛ぶときは飛ぶということになってしまう。それを市長として容認できるのか、できないのかを伺っているのです。
◎渡具知武豊市長 行政の長としては、やるべきことを先ほど来、申し上げているとおりでございまして、ただいまの質問に関しては先ほど申し述べたとおりでございます。
◆東恩納琢磨議員 分かりました。地域住民に不安がないようにということについて、普天間小学校で行われているようなことは地域住民に不安を与えていることなのか、与えていないことなのか伺います。
◎祖慶実季総務部参事 普天間小学校の詳細につきましては、議員から説明があったわけですが、市当局としては把握しておりませんので、これについての判断はいたしかねます。しかしながら、先ほど市長からありましたように、木原内閣官房長官からは政府としてしっかり取り組ませていただきたいとの回答もございましたので、市としましては今後も累次の機会を見つけて要請し続けていくということになろうかと思います。
◆東恩納琢磨議員 今、市当局として確認していないと。沖縄防衛局から発表がないというような話をされていたのですけれども、もう一度お伺いします。沖縄防衛局から発表がないという、この運動会のことについて発表がないということなのですか。
◎祖慶実季総務部参事 先ほど議員からの説明は伺いましたが、普天間小学校の詳細については市当局として把握しておりませんのでと申し上げたところでございます。
◆東恩納琢磨議員 ということは、市当局として把握するための調査をするということでいいのでしょうか。
◎祖慶実季総務部参事 そのようには申しておりません。
◆東恩納琢磨議員 では無視するということですかね。子供たちの人権はどうなるのでしょうか。地域住民に不安のないようにということで市長もずっと要請してきているわけですよ。ですから、私は市長に伺いたいのですけれども、この普天間小学校であったことはもちろん名護市ではまだ起こっていないのですけれども、今後起こる可能性はあるわけですから、その認識をお伺いしたいのです。普天間小学校では運動会のときも上空を飛んでいく。そういうことは地域住民に不安を与えることなのか、与えないことなのか、イエスかノーで答えてください。
◎祖慶実季総務部参事 普天間小学校上空を飛んでいるということを議員からいま伺ったところでございます。その詳細については把握しておりませんし、ここで判断はいたしかねるところでございます。
◆東恩納琢磨議員 ぜひ詳細を把握して、それが不安を与えているのか、いないのかをぜひ市長として判断していただきたいと思います。学校の運動会の場でこういうことが起こったわけですから、ぜひこのことについて市当局のほうは、名護市の市長としては問合せをするかどうかは明言していませんが、学校行事の一環として行われる運動会に対して、このように飛行機が飛んで中断する、あるいはしなければいけないという状況について確認する必要があるし、そのことについて教育委員会としてどういうふうに受け止めているのか答弁をお願いします。できれば同じ久志地域出身である教育長、一言でもいいですから答弁をお願いします。
◎島袋賢雄教育長 子供たちの安全と安心を確保することは教育委員会として何よりも優先すべき責務であります。御指摘のとおり普天間第二小学校をはじめ、学校行事中に米軍機が上空を飛行し、深刻な騒音や落下物への不安など、教職員や保護者から不安の声が寄せられていることを重く受け止めております。航空機による騒音や市街地上空飛行などの課題は教育環境のみならず、地域で生活する市民全ての皆様を含めた問題であります。先ほど答弁がございましたが、市長部局は住宅地や学校上空の飛行自粛を求めるため、沖縄防衛局への申入れや市長自身も関係閣僚等と面会をする際には諸問題の解決、負担軽減を求めているところであります。教育委員会といたしましては、基地問題を所管する市長部局と緊密な連携を図り、事案発生時には学校現場の状況を直ちに共有するとともに、より安全で安心な教育環境の形成に向けて粘り強く取り組んでまいります。
◆東恩納琢磨議員 ぜひ教育委員会の皆さん、市長、子供たちが安全に学校生活が送れるよう、そして子供たちの人権が守られるよう、それに重きを置いて教育していただきたいし、そういう方針の下でやっていただきたいと思います。私たち議会も、議員もその思いは一緒ですから、ぜひ連携し合って取り組んでいきたいと思います。それでは、事項2から事項6までお願いします。
◎宮良昭宏農林水産部長 質問の事項2要旨(1)についてお答えします。防波堤⑤-1は、中央波除堤、第2波除堤と称する外郭施設となっており、令和6年度汀間漁港維持運営計画では、両方とも係留禁止としておりましたが、議員御質問のあります第2波除堤については、令和7年度汀間漁港維持運営計画から係留禁止を解除しております。なお、中央波除堤につきましては、現在も継続して係留禁止となっております。次に、要旨(2)についてお答えします。議員御質問のありました第2波除堤に係留している船舶の事実確認を行いましたところ、係留が確認されましたので、口頭による注意を行い速やかに改善するよう指導しております。次に、要旨(3)についてお答えします。これまでに汀間漁港において緊急時による避難対応の事例はございませんが、人命の安全確保を最優先にするなど、ケースに応じた適切な対応が求められるものと考えております。なお、令和7年度汀間漁港維持運営計画においては、予測困難な緊急な天候悪化による避難で使用することに関しては、外郭施設の係留を認めることとしております。次に、要旨(4)についてお答えします。汀間漁港の管理につきましては、沖縄県ではなく名護市となっており、名護市漁港管理条例に基づいて管理しているため、沖縄県との調整は必要ないものと認識しております。
◎岸本康孝環境水道部長 私のほうからは、質問事項3要旨(1)から要旨(4)についてお答えいたします。要旨(1)について。発電事業者からは、去る11月28日に資源エネルギー庁へ認可申請を行ったとの報告を受けております。また、その後の工程につきましては、資源エネルギー庁の認可後、民間事業者と名護市との間で事業契約を締結し、その後発電設備工事に着手し、試運転を経て発電事業開始となります。次に、要旨(2)についてお答えいたします。第220回9月定例会において議員から質問のございました件について、市から発電事業者へ看板設置を求めたところ、看板が設置されていることを確認しております。要旨(3)についてお答えいたします。標高の高い水源から標高の低い浄水場へ導水する場合において、圧力の高低差を利用し小水力発電を行うことが可能だと思います。一方、本市の水道水源につきましては、標高が低く、水源の標高の高い浄水場へは取水ポンプ等で水を送っているため、小水力発電を取り入れることが難しいと考えております。要旨(4)についてお答えいたします。議員御指摘のとおり、瀬嵩区には沖縄県が管理するため池があり、その貯水量は1万1,300トンとされております。その水を利用しての地域おこしを目的とした小水力発電導入に係る補助事業はあるかという質問について、補助事業としては、整備導入前の調査費用に対する補助や整備導入の初期費用に対する補助など、環境省や経済産業省などが実施している補助メニューが幾つかあるようであります。それら補助メニューを使って小水力発電を導入するためには、年間を通して安定した水流を維持するための水量、保水能力、発電設備を格納する建屋設置場所の確保、土砂災害等により地形が変化する可能性がない、導入前の調査に数年かかることや、地域住民を主体とした運営体制を整えるための合意形成及び施設管理者との調整などクリアしなければならない課題が幾つかあり、運営主体が地域の方となることから、瀬嵩区にもお話を伺いながら、一緒に研究・検討していきたいと考えております。
◎山中佑美企画部長 事項4要旨(1)についてお答えいたします。議員御案内の東村で実施している移住者や定住者向けの住宅建設や移住・定住者を呼び込む補助事業につきましては、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づき、東村過疎地域持続的発展計画を策定し、それに沿って過疎対策事業債を活用し実施しているものと承知しております。また、本市の移住・定住施策につきましては、「第2期名護市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン総合戦略」において、移住・定住の促進を横断的目標に係る取組と位置づけ、地域の特性を生かす拠点施設の整備・強化や交通インフラの整備等、総合的な施策を推進し、人口が減少している地域においてもにぎわいをもたらし、誰もが人や自然と豊かにつながりながら誇りをもって暮らせるまち、誰もが住み続けたいと思う選ばれ続けるまちの実現を目指してきたところです。現在、策定を進めている第5次名護市総合計画後期基本計画においては、全体を支えるための体制づくりの施策として移住・定住の促進を位置づけ、引き続き総合的な施策を通じて選ばれ続けるまちを目指すこととしており、具体的な取組については、地域における地域おこしのニーズや実現したい地域づくりの目標及び必要性等の具体化を踏まえて、地域振興を担う各支所とも連携を図り、検討していく必要があると考えております。
◎岸本啓史建設部長 質問の事項5要旨(1)、質問の事項6要旨(1)についてお答えいたします。初めに、事項5要旨(1)についてお答えいたします。御質問の二見杉田トンネル内の漏水の原因及び対策について管理者である沖縄県北部土木事務所に確認したところ、「二見杉田トンネルの漏水調査につきましては、現在、調査設計中であるため、原因、対策等についてお答えすることは差し控えさせていただきます。本年度中に調査設計を行い、令和8年度に工事を実施する予定です」との回答がございました。次に、事項6要旨(1)についてお答えいたします。御質問の県道18号線の木の枝の剪定(せんてい)について、作業計画の有無を道路管理者である沖縄県北部土木事務所に確認したところ、「北部土木事務所管理の道路に関する異常や要望について、道路全体の緊急度や優先度を考慮し、予算の範囲内で順次対応していきます」との回答がございました。本市といたしましても日常パトロールや当該路線の通行時に大型車両等、通行車両が伸びた枝を避けるために中央線をはみ出し走行しているなど、通行の妨げとなるような草木を確認した際は、速やかに道路管理者である北部土木事務所へ枝の剪定等、改善を図るよう申し伝えたいと考えております。
◆東恩納琢磨議員 二次質問を事項6からやっていきます。県道18号線、私も毎日通るのですけれども、大型車両が窮屈そうにして中央車線をはみ出すような運転をしているものですから、ぜひ事故が起こる前に対策を心がけてと言いますか、注意を払っていただいて、県や北部土木事務所と連携を取ってやっていただきたいなと思います。もちろん県道18号線だけではなくて、やはり緑が多い地域ですので、そういう場所は常に繁茂していないかを見ていただきたいと思います。よろしくお願いします。事項5の二見杉田トンネルなのですけれども、前回も質問をさせていただいたのですけれども、やはり事故とかがあるみたいです。湿気により水が垂れて、それが原因でスリップするとかという事故もあるので、ぜひ管理している方も原因は知っていると思いますので、早急な対策をするということで、令和8年度から行うということですので、ぜひ早めの対応をお願いします。事項4についてですが、名護市は全体的に人口は微増しているということではあるのですけれども、しかし市街地に集中していまして、その周辺である屋我地地域とか羽地地域、久志地域、屋部地域の安和区とか、そういう所は人口が減ってきているわけですよ。だから、それに対しての対策も必要ではないかなというふうに思っています。ぜひそういうことも含めて、二見以北十区の場合は、名護市二見以北10区地域活性化基本計画というのを策定して、地域住民の移住・定住促進に関するプロジェクトがあるわけです。その実現のためにもどのような財源を確保して、どのように取り組んでいくか。要するに模範事例として久志地域は走っているのではないのかなと思いますので、そういう意味で移住・定住者を定着させるような仕組みをぜひ考えていただきたいし、そういう方向性が少しでもあるのか、ないのか。希望はあるのかということも含めてお答えいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
◎宮城浩二地域経済部長 二見以北十区における移住・定住促進プロジェクトを着実に実現していくためには、まず二見以北10区地域活性化基本計画が示すとおり計画期間の前半2年間に事業内容の具体化と必要経費の精査を行い、後半の3年間で財源確保と事業採択に向けて取り組むことが重要であると考えております。その上で、沖縄県の地域振興の移住定住施策、国の地方創生関連交付金、地域おこし協力隊制度、空き家活用支援など、分野横断の補助制度の活用に向けて関係機関と調整を図りたいと考えております。
◆東恩納琢磨議員 ぜひ移住・定住促進を事業化して、もちろんほかの地域、自治体でもいろいろ行われているのですけれども、この名護市だからこそできるような移住・定住促進事業をしてもらえないかと。そのための調査期間というか、3年ほど期間を設けているということですので、すばらしいものが出来上がってくるのかなというふうに思っていますし、それを期待して地域住民と連携しながら、この東海岸はいつまでも久志ではなくて、久志から日が昇るのだというような地域にして、地域の人たちが誇りを持つ、そういう地域おこしに結びつけたらいいと思うし、そのために地域も応援していきたいと思っているし、期待しておりますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。二次質問はないです。事項3の地産地消の再生可能エネルギーについて、小水力発電ということで、これまでと違った発電の仕組みが出来上がってきているということで、これも高度な技術があってこそだと思うのですけれども、そう考えると必ずしもこれから大きな発電所とか、大きな設備がないと発電ができないのではなくて、それぞれの地域で、それぞれの小さな単位で電力を生むことができるのではないのかなというふうに思います。そういうことも含めて、たまたま瀬嵩ダムの話をしましたけれども、名護にはいろいろなダムがあり、水の豊富な所でもありますし、高低差を利用することができるのではないかなという、そういう小規模な事業をたくさん生むことによって地域にお金が落ちるのではないのかなと思うのですけれども、その辺はどのような可能性を持っているのかも含めて、お伺いします。
◎岸本康孝環境水道部長 今回提案のあった小水力発電などですが、これからいろいろな新しい技術などを取り入れて再生エネルギーが進められていくのかなというふうに考えております。その中で、私たちのほうもそういった新技術なども含めて勉強しながら進めていきたいというふうに考えているところであります。
◆東恩納琢磨議員 ぜひこういった小さな発電ができるような仕組みをつくっていくことができれば、地産地消だけではなくて定住にもつながっていくのかなというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いします。これをもちまして、東恩納琢磨、一般質問を終わります。